とあるスタッフの こんな時だからこそ 安全について

釣りは自然相手の遊び、危険は0%にはなりません

少しでも安全に遊ぶためのお願いです

大規模な自然災害に関してはどうしようもないことは多いですが

防げたはずの水難事故ってありますよね

防げなかったのは、そのことを予測できていなかったから

そんなことが起こるなんて知識が無かったから

現代社会は危険なとこには近づかないという教え

だからこそ、何が危険か理解・想像ができない

予測しない事が起こると、慌ててパニック状態になる

これが一番よくないんですよね

逆を言えば、前もって予測しておけば、ドタバタしなくて済む

最初に書きましたが、釣りに関しては危険が0%という遊び方は不可能です

みなさんは、なにかしら危険があると思って釣り場に立ってますか?

子供の頃、修学旅行の旅館についたら

まずは非常口を確認しましょう、なんて言われませんでした?

しっかり楽しむためには、まずは最悪の状況への対応をしておく

とは言え、大人になって商業施で買い物する時に、非常口を確認してない自分に反省中

 

釣り人って、予測する能力が一般人の何倍も優れています

無意識にやってることも多いですが

潮の流れを見て、この状態なら30分後に時合が来る、とか

ベイトがいつもより多いから期待が出来る、とか

晴れてるから、今は影の中が、など

更には、上級者ともなれば、ココで魚を掛けたらあっちへ誘導して

そのあとそこの浅瀬でランディングをしよう、なんてことまで先を読んでる

 

そんな能力があるからこそ

そこを安全の方へ少し向けていただきたい

まず釣り場に着いたら、あそこが釣れそう、こっちの流れが良さそう

って考えるのと同時に、もし、万が一この波止から落ちちゃったときは

どこから上がれるのか?

どこにしがみついて、救助を待つべきなのか?

みたいなことを考えてみませんか?

さらに言えば、どこが危険か

何をしたら危ないか、これも予測する

満潮になったら足場が浸かるから、それまでに戻ろう、とか

波が高くなったら引き込まれそうだから、あそこは避けよう、など

 

最近は救命胴衣の着用を業界全体として釣り人にお願いしていますが

救命胴衣つけてれば100%それで良しって事じゃありません

救命胴衣はシートベルトみたいなもんで、事故にあった時の保険です

車の運転て、シートベルトしたらOKではないですよね

事故しないように、安全運転を心がける

交通ルールを守って運転する

ココが無くして、安全はありません

 

救命胴衣も大切ですが、落ちない、こけない事がまずは一番です

滑りやすい場所で、サンダル履いてたりしませんか?

これって、シートベルトして、スピード出して信号無視してるのと同じ事

防げたはずの水難事故ですよね

世の中的には、釣り人=無謀って思われてます

しかし、実際には先読みや予測に基づき計算された行動をするのが釣り人(上手な)です

この思考に至れば、安全に且つ沢山の魚に出会えるようになるんで

ちょっと口うるさく感じたかと思いますが

安全に遊ぶための行動を少しでも考える習慣がついたら良いなぁ~と思ってます

いま自分がハマってる渓流釣りは、特にここを鍛えられます

 

 

 

右岸・左岸のどっちを通る

魚のいそうな場所はどこか?気づかれないためにはどこから投げるか?

 

あの岩は登れるか? あの淵は足が届くか?

 

まだ登れるか? ここ登ると帰れなくなるか?

この河原は蛇が出そう、この獣道は猪・熊が通ってた?

 

そんなこんなを考えて、常に先読みしていくと

今はこんな開けた場所に魚が多いって分かって来る

 

水深30㎝あるなし

チッコイのが多い場所と

 

大きいのがいる場所がある

見た目同じようでも、居心地の良さが微妙に違うらしい

そこを予測して、狙った通りに大きいのが釣れると

楽しいなんてもんじゃない♪

狙って獲った尺アマゴ♪

安全に遊ぶって習慣が、自己記録更新の一匹に出会わせてくれた

 

お盆開けたら、久々に海に行ってみようと思ってます

秋の釣り物情報をお待ちください

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