無性にアオリイカが食べたくなって
強風予報じゃったけど、エギングへ
天気予報みたら、風速4mで波2m
普通ならエギングになんて行きません
がしかし、無性に食べたくなっちゃったんですよね~
先週、お客様のガイドでエギングに行ったんじゃけど、久々に週末釣行したら
まぁ~人が多くて、場所取りや移動に色々神経使ったんですよね
それが、平日で風が強けりゃ釣り人も少ない可能性大
自由に釣り場が選べる方が釣果も期待できるんじゃなかろうか?作戦で強行です
釣り場は貸し切りじゃった・・・けど
風強くて、なかなかに釣りの難易度が高かった
めぇ~っちゃ頑張って、なんとか3杯
風がラインをもって行っちゃうから、沈むどころか浮き上がってくるような状態で・・・
諦めて帰ろっかなぁ~なんて思ったんじゃけど
そんな状況の中で、やたらと元気な奴がおる
バシュ、ボシュ、シーバス達が超高活性で餌を食いまくっとる状況です
今日は、エギング諦めて、こっちに狙いを変えよっかなっと
その1ブログのエギングはここで終了
・・・ですが、その後に爆釣が(その2ブログにて)
もうね、釣れない時は釣れるターゲットに狙いを変更です
ただし、ここのシーバス達は超~天才君で、普段はま~ったくルアーに反応しません
上から見ると、水の中の魚は大きく見えるもんですが、5~60㎝の群れの中に
80㎝は楽に超えるサイズが数匹(最大は1mぐらいありそう)ウロウロしてます
毎日、色んな釣り人に狙われまくってる状況の中で、シーバス達のIQはどんどん上がって
ルアーとは何か?を完全に把握している状況です
皆さんも経験したことないですか?波止際に影が見えてて、時々ボイルしてるんじゃけど
ま~ったく釣れない居着きのシーバス達
これがね、自分の経験上、荒れた日には0%だった可能性が3~50%程度に上がるんです
それは、なぜでしょう?
詳しく調べたら、いろんな理由が積み重なってるんじゃと思うけど
自分は2つのことが関係してるって思ってます(あくまで個人的感想ね)
①波立つことで、水面から上の様子が見えにくくなり、釣り人の気配がシーバスに伝わりにくい事
普段は、波止際に立って影を落とすだけで警戒してた魚たちが
「見えない=釣り人居ない」って思考になるみたい
②ルアーの動きが平常時と異なる
恐らく、普通に釣りをしていると、①なんじゃろうなぁ~って感覚あると思います
が、しかしです。自分は②を意識します
普段でも、釣りをするときに②を心がけてるんで、ちょっとそこを説明しますね
通常、釣り人がキャストしたルアーは、着水点から釣り人の方へ向かって一直線に進んでいきます
釣り場で言うと、沖にキャストしたルアーが岸に向かって進んでいく状態ですね
これが、日々繰り返されます
まずは、釣り人の影が水面に落ち、釣り人の位置が魚に把握される
次に、ちゃぽんっていう着水音でルアーの落ちた場所が魚に気付かれます
そして、そのルアーは釣り人の位置へむかって一直線に進んでいく
これに飛びつくと痛い目を見る
この日々繰り返される状態で、魚は日々学習していきます
そして、ある時を境に一切ルアーに見向きしなくなる
これを、スレるって言いますね
こうなったら口を使わせるのは一筋縄じゃ行きません
しか~し、ここを逆手に取れば
ウソみたいに魚が簡単に反応してくる
まずは、この考え方を覚えてください
魚は、慣れる生き物です
何じゃそれは?ですかね
アクアリスト(観賞魚飼ってる人)の中では、常識的な話なんですが
魚をペットとして飼っても、犬猫のように懐くことは無いんです
いやいや、自分が水槽の前に行くと餌くれ~って嬉しそうに寄ってくるぞ?って思うかもしれませんが
これは、懐いてるんじゃなく、慣れてる状態です
この人がご主人様で餌をくれる人・・・ではなく
人間ってやつがガラスの向こうに近づいてきたら、餌がどこからともなく降ってくる
そんな感じに魚は認識してるらしい
我が家でも沢山の観賞魚飼ってて、この事実は飼い主としては認めたくないものですが
うちの子は懐いてるんじゃ~
慣れという感覚は、毎日観察しているとよく理解できます
ペットショップから買って帰ったばかりの魚たちは、お店の営業時間で慣れてるから
数日は開店時間に動き出し、閉店時間に大人しくなる
話それましたので戻します
先ほど書いた、釣り人の行動に慣れてしまった(スレた)時はどうするか?
慣れてない行動を釣り人がすることが大事です
※ここから書くのは、居着き個体の攻め方です
回遊個体はここまで神経使わなくても釣れるんで、潔く居着きは諦めるってのも手です
こっから書くこと
大事じゃから覚えといてね
自分がお客様に必ずお伝えすることは、水際に立たない、移動時でも影を水面に落とさない。です
これだけで、釣り人の位置を魚に悟られないから、着水音がルアーだと気づかれにくい
そのうえで次のことが大事です
ルアーの通るコースを、他の人と違うようにする事
どうするか?
風を利用してラインを曲げていく。です
理想は沖に向かってラインを着水させるのがベスト
ルアーというのは、ラインに引っ張られて動いていきますから、ラインが右に行けばルアーも右に行く
先ほど説明したように、スレた個体は、着水音と人の気配を一直線で結び
その軌道で動くものに対して危険なものとして学習している
つまり、そうじゃない動きをするものは、ルアーじゃない=食べて良い。です
今回のような強風時は、ラインを風に載せて上手く軌道を変えるようにすれば
今までが嘘のように爆釣が待ってたりします
自分は普段からここを利用して釣りをしてます
これをラインメンディングって言いますね
この釣りをするにあたって、自分は水・風の抵抗を大きくしたいから
4本撚りで尚且つ固い糸を好んで使います
最近は、水切れが良く、操作感の良い8本や12本撚りの柔らかいタイプのラインが人気ですが
自分の釣りのスタイルには、これってちょっと合わんのですよね
この日はシーバスの予定じゃなかったから、ネットを持ってなかったんで、足場の低い場所で5~60㎝を堪能
とはいっても、全部が全部口を使ってくれるわけじゃなく、ルアーのすぐ横まできて見切る個体も多いし
凄いのは、ルアー越しに自分の方を向いて
見切ったぜ!って言わんばかりに、一瞬視線が合う個体がいるんです
くっそ~
カッケぇ~じゃねぇか~
腕磨いて次は仕留めちゃるけぇな~
ちなみに、今回のヒットルアーはファラストリップレス50Sのピンクヘッド
なぜこれか?
それは、これしか持ってきてなかったから・・・
良いんです、釣れる釣れないはルアーじゃないんです
どう動かすか?これの参考になったら幸いです
皆さんも、も~っともっと沢山釣れるようになりますよ♪
長々とすみませんでした
今回はここまで、次のその2ブログでエギングの後半戦
では次回
牧