そろそろ大きくなったアオリに出会えるなかぁ~って
半年ぶりに、しまなみへエギングに行ってきました。のご報告
事前情報は厳しくて
先週末行かれたお客様の話では
各波止には、それぞれ数名の釣り人が居て
釣り場探しに時間もかかるし、見えイカもいない
同行者が2杯で、お客様はコウイカしか釣れなかったとのこと
その上、釣れたイカも小さかったらしい・・・
シーズン初めに大量に目撃されてたアオリの新子
まさか、全部釣り切られたとか?んなことある?
それを確かめに、今回はしまなみへ向かったんじゃけど
天気予報は、風が強めな予報です
エギングには風は大敵、島を回ればどこかしらに風裏的な場所はあるはずなんじゃけど
そこでイカが釣れるかは、また別の話
と、一瞬は悩んでみるんじゃけど
どうにかなるかは、現場について見にゃ分かりません
ってことで、仕事終わりに一路西へ
現場到着が23時頃
一応、今回のプランを説明すると
日付が変わるころが満潮で、その時間帯に去年釣果の良かった場所をまず攻める
そこで釣り切ったら、次に釣れる可能性が高いのは朝マズメ
潮に関係なく、朝日が昇るちょっと前から、明るくなるまでの30分ほどの時間
この時に、群れが回ってきて、結構サイズの良いのが釣れたんですよ、昨年ね
この2つの時合の間は、ランガンしながら、どこかでイカの顔が見えたらラッキー
そんな感じで、まずは島を一周、下見です
朝マズメ予定の場所に釣り人がおるねぇ
まぁここは想定内、そのアングラーが約6時間ここで粘るかどうか?じゃね
経験上、恐らくそれは無い
もしそうなってたら、爆釣してる可能性高く、朝マズメにはそこは釣り荒れてて期待薄
釣り人がランガンして、そこが開いたタイミングに上手く入れるかどうか?が勝負じゃわ
とは言っても、理想は夜の間に十分な釣果を出して
朝マズメを待たずに帰路に就くじゃけどね
一周回ってみて、各波止に釣り人1~2名づつ確認
こりゃ、ランガンのタイミングが今日はキモじゃな
そう思いながら、最初の場所へ到着
ここには釣り人の姿なし
ここ、人気ないんよねぇ~
ここで釣れるの気づいたきっかけは、ここしかあいてなかったからで
自分的にも、まさかこんな場所でって思ってスルーしてた場所
墨あとは、チッコイのが2個
ほぼ釣り人入ってなさそう
この場所、満潮前後で潮が右に流れてる時に釣果あり
で、今日はと言うと、左に向かって強風って状態で
キャストしたエギは左から帰ってくる
潮は?・・・何となく、左へ流れてるような気もする
釣れる気がせんな、こりゃ
基本的に、自分同じ場所で釣りをするのが苦手で、常に新しい場所へ行く派なんじゃけど
その一番の理由がコレ
勝手知ったる場所で釣りをすると、条件が揃えば、釣れるかものドキドキあるけど
逆に、条件が揃わなきゃ、釣れる気がしなくなる・・・これが嫌なんよね
自然相手の釣りと言う遊び、可能性が100%も0%も無いんよね
同一条件が全て揃う事自体がほとんど奇跡って状況下で、自分勝手に釣れなさそうって判断
お前は何様じゃ!って、釣りの神さんに怒られる
何じゃけど、一旦釣れなさそうって感情にスイッチが入ると
集中力もだだ下がり・・・
キャスト方向に対して、真横から風が吹いてるから、まぁ~何やってるかもよく分からん
時折、違和感的なツンとかトンみたいなのはあるんじゃけど
アワセてみても軽いまま
ボトムにこすった感覚かなぁ~
釣れる気せんまま30分、もしかしたら、この後潮の向きが変わって
そこから爆釣劇が始まるかな?っていう予測が無いでもないけど
ランガン好きな自分の性格が、「動こうぜ」って言い始める
よしっ、ここは見切ろう
とりあえず、風とケンカしない場所を探そう
現在、自分に対して真横に風が吹いているという事は
90度角度をずらせば、真正面の向かい風か、真裏からの追い風になるハズ
例えば、自分が南向きに居るんだったら、西か東へ釣り座を構えるって事ね
ただ、この島でその向きで釣果出した経験なし
そこで考えた、ちょうど真裏に波止がある
そこなら、波止の先端はここと一緒で真横の風じゃけど
真ん中へんでやれば、向かい風か追い風になるんじゃね?
そこなら、エギングの経験あるし、今の場所より釣りやすいじゃろ
ってことで移動
おっ、ラッキー釣り人居ないじゃん
早速釣りを開始、風の感じは予測通り、強すぎる風速が気にはなるが
真横でラインを持ってかれるよりは、まだましじゃ
3号のエギを投げる事10分ほど
ま~~~ったくもって無
お客様の情報正しかったみたいじゃな
波止には墨跡がかなりあるんじゃけど、どれもこれも小さいんよね
3号のエギがデカすぎるのかな?
そう思って2.5号をキャストする
と
はぁっ!
チッコイアオリ、こんなに居たの⁉
パット見6杯のチビアオリが、エギの周りを行ったり来たり
そんで、イカパンチを繰り返してるじゃないの!
ツン、トン、一瞬手元に重さが来るけど、次の瞬間もう離してる
あっ
さっきの場所もこれじゃったかも
そりゃ、合わせても乗らんわな~
しっかり抱いてないんじゃもん
シャクって、止めると、ちょっかい出されて、すっと下がる
興味ないのか?って思って、またシャクって、止めると、再びイカパンチ
釣り人多数で激スレモード
そのうえで、強風で水面が波立ってるから、抱いたかどうかが見えにくい
何度か繰り返す中で、偶然に針掛
狙いに来たサイズと違う・・・
数はおる、興味が無いわけじゃ無い、そんならもっと見えやすいカラーにして
エギの動きでアタリを予測しよう
行ってらっしゃい、シャローフラッシュ・イエローさん
おぉ~、これなら波立っててもよ~見える
エギが右へ左へちょこちょこ引っ張られてる
チビイカ君
サイト大好き人間なめたらいけんよ
横抱きじゃ掛かんないのは百も承知
後ろからおいでんさい
てぇい
小物数釣り師の自分、こういう事させたら結構自信あり
って、一瞬自分のスイッチが入りかけたけど
違~う、今日はサイズ狙いに来たんじゃけぇ、コレを繰り返したらいけん!
さぁどうしたものか
ここは小さいのしかおらんのかも?
さっきのとこへ戻ってみるか?
そう思ったんじゃけど、それが出来ない理由あり
車が行ったり来たり、数人の釣り人が島の中をランガン中
これ、変に動くと、叩かれた後に入る感じになって、釣果出せんのじゃないか?
風的にも、ここなら何とかなってるし、しばしここでサイズアップ狙ってみるかな
そんな感じで、エギをとっかえひっかえしながら
キャストコースを変えてみる事30分ほど
さっきまでと違う方向からエギが帰ってき出したぞ
潮がかわったかな?
そんなことを感じた瞬間
トン
アタッた、けど乗らんかった
もう一回シャクってフォール
・・・無
そうなんよな、今日のイカは激スレで、2回目を素直に抱いてこない
こんな時は、即回収して投げ直す
なんとなく、その方が反応が良くなる、そんな気がする
そしたら、今度は強いアタリ
ラインをしっかり持っていってるのを確認して、アワセを入れる
ズシッ
さっきまでより、ちょっと重いで!
サイズアップじゃ!
このエギは2.5号じゃったんで、もっとデカいのおらんかな?って3.0号にチェンジ
なんじゃぁ~
サイズのえぇの居るんじゃが♪
潮の流れが変わったことで、新しい群れが入って来たのか?
ずっとそこに居たけど、潮変わりのタイミングでスイッチが入ったのか?
その辺はよぉ~分からんけど
突然時合に突入
先週山陰で釣ったのと同じぐらいなんじゃけど
肉厚が全然こっちの方が分厚い(重い)
潮の早い、しまなみ海道育ちだけあって、筋肉質なんでしょうね
め~っちゃ、食べ応えありました♪
時合突入とは言え、同じエギに連発するほど簡単じゃなく
そこはいつものように、反応が無ければエギをローテーション
これで数を稼いでいきます
3号の方が大きいイカが釣れるのか?
それとも、大きいイカじゃから針掛しやすいのか?
釣れ始めれば、ちびっ子たちの方が断然小難しいと感じました
このまま釣れ続く?って思ってたのもつかの間
大潮の下げは早く、あっという間に潮位が下がる
エギが、ボトムにすぐ着底って状況で、根掛りの危険が一気に高まる
沈むの遅くするためにシャロータイプに変えると、風にラインが持ってかれすぎちゃって
釣りそのものが成立せず
まぁ、良型も釣れたし、移動してみるか
ただ、どこもかしこも潮位が下がってて敷石が顔を出して釣りが難しい
その上、朝マズメ狙いの場所には、別の釣り人が入ってるのを確認
ダメもとで、数投しては移動、キャストして反応が無ければまた移動
これは、まったく偶然の一杯
たまたま、泳いでた前にエギが落ちてきた、そんな釣れ方で、再現性0
何か所目の移動じゃったかな~
ここで今日は終わりにしよう、そう思って入った場所
無意識に波止の先端でキャストをするも、無反応
シーバス・チヌ・マダイが、なにかしらの餌をパクパクやってるだけ
ダメか~
そう思ったとき、記憶が蘇る
この場所でメバリングした時、先端より根元の方がよぉ~釣れたなぁ
じゃから、根元でイカが釣れるか?って言えばそうでもないんじゃろうけど
釣りは直感で動くタイプなもんでね
ズシッ‼
今日一重いで!
今年の秋で一番重い‼
ジェット噴射の勢いも違う
ででぇ~~ん
どれくらいのサイズかと言うと
これぐらい
シーラカンスのサイズが分かんないよぉ~って方には
これぐらい
胴長が20㎝超えてきましたね♪
エギングはこっからが面白れぇんよ♪
今年は、エギンガーの皆さんの言って事が理解出来始めてきました
ちなみに、自分は食べたい欲求の方でエギングしてるのは変わりなく
これ以上釣っても、冷蔵庫に保管できないから
今回はこのイカで納竿
朝マズメ狙いは、また次回ってことで
食料保管庫のストックが少なくなったら、またエギング行ってきま~す
牧