とあるスタッフの デカい魚との出会いは偶然か?必然か? 一発狙いで新見へ

今回は一発狙っての釣行

狙って獲るための試行錯誤。の報告

デカいサイズ、いわゆるランカーって言われる区切りのサイズ

これって、平均サイズの個体より圧倒的に数が少ない訳で

狙って獲ったと本人は言っても、たまたまランカーが届く範囲にいただけで

回数通ってれば、確率的にもそのうち釣れるんじゃない?

結局、釣りは運ゲ~ム

偶然を引き当てるかどうかですよね

って思ってる人いませんか?

 

確かにそれもある

ビギナーズラック(初心者の幸運)は釣りにおいて当たり前の現象じゃし

 

ただ

釣り具屋やってると気づかされるんです

このお客様、狙って獲ってるよねって

偶然じゃなく、必然の一匹

O西様 毎年当たり前のように尺メバル釣られてます

 

宮本様

下津井ってそんなにデカイカ居ましたっけ?

と、問いかけたくなるぐらい良く釣られてます

 

自分、基本的にサイズじゃなく、数釣りが好きな性格

正直、デカいサイズに真剣になれない

 

けど、節目のサイズは釣りたいわけですよ

今回は、新見で尺アマゴを釣るための

必然とは?を考えてみた

海・川関係なく、単純な話

沢山釣れる場所はサイズが伸びない

デカいの一発狙いの場所は、1か0の釣りになる

理屈は簡単

10のエネルギーがそこにあったとして、1吸収したら1センチ大きくなるとする

そこに10匹の魚が居れば、それぞれ1センチづつ成長するのに対し

そこに1匹しか魚が居なければ、その1匹は10センチ大きくなる

実際は、目的以外の魚や、虫、カエルなど

色んな生き物とも、10のエネルギーを奪い合ってるわけじゃから

デカいのがそこに居るのは、偶然じゃなく必然なんじゃと最近思うようになった

 

じゃから、いつも行くような沢山釣れて楽しい場所を今回は外す

その上で、自分のこだわりである天然繁殖の個体というのを今回は外す

 

必然と考えた場合

卵から生まれた個体が尺まで成長する確率より

20㎝で放流された個体の中で、釣られることなく数か月成長した

野生化した個体の方が、尺を超える可能性が高くなる

一発狙う以上、ある程度妥協はせんとね

そもそも、なぜ今回はサイズ狙いをしようと思ったか?

それは、梅雨が早く開けすぎて

川がドンドン渇水傾向になってて

おそらく

まとまった雨が降らなければ、こっから魚の活性が下がり続ける

と、予想される

既に水温は20℃近いから、チャンスは今しかない

 

今回選んだのはこんな場所

落差の少ない平坦渓流、源流域と違い水量が多いから

そこに留まるエネルギーも多く、魚のサイズも大きくなる

反面、釣れる数は少なくなる

 

放流魚はヒレが傷んでる個体が一定数いるから

コレが釣れたって事は、この辺で放流されたんかな?

放流して数カ月たってるから、この程度の傷は治っててもおかしくないから

天然物がケガしただけかもしれんけどね

 

まぁ、今回は放流魚だと仮定して釣りを組み立てる

 

放流魚は、完全天然物に比べて、魚の定位してるとことの流れが緩い傾向にある

いつもは流れに対してアップキャストで狙うんじゃけど

デカいの狙う時は、どアップより、ややクロス気味のキャストで

ここって場所にルアーが留まる時間を長くとる

 

この狙い方の時は、釣り人の気配を魚に気付かれやすいから

いつも以上に、ストーキングに気を配る

 

 

 

 

数釣りは厳しいとはいえ、ポロポロとは魚の顔が見える

 

今年、色々試しているフックセッティング

シングルフックのオモリ付をシーズン初期は前後につけてたんじゃけど

今は、フロントだけオモリ付き、リアは普通のシングルフック

これが動きと、コストのバランスがイイ感じにとれた

ただ、4㎝前後のルアーだと、前後のフックが絡むことがあるんで

今回は、リアをダブルフックにしたのをテスト

 

 

無くはない、けど

シングルの方がしっくりくるかな~

釣り開始から1時間ほど

今日の感じからして、おるならここじゃろ!って場所発見

 

集中力を高めていく

ルアーをバタつかせ、フラッシングで魚を威嚇する

捕食じゃなくて、うっとおしさから攻撃を促す

 

食え!じゃなく

イラつかせる

 

食わそうとすると、見切られる可能性があるけど

イラつかす分には、見切るって事は少ない

どちらかというと、見飽きるって感じ

 

ルアーを目で追ってると、どこからともなく視界の中に大きな影が

デカいのが追ってる!

兎に角手を止めない

ルアーの動きを魚に読めないように千鳥らせる

魚のイライラMAX!

ガブ!!

 

狙って獲った尺!

喜びがいつもの数倍♪

ただ、写真見てもらうと分かるけど、結構な出血させちゃった

ルアーが口の中にすっぽり入って、針がエラに傷をつけたのが原因

一気に体色が薄くなる

 

ちゃちゃっと写真を撮って

素早く蘇生にうつる

顔を上流へ向けて、口の中へ新鮮な水を通していく

出血は案外早く止まったんじゃけど、まだしんどそう

 

焦らず騒がず、無理をさせず

魚が自分で姿勢が保てるようになるまで、軽く支えて置く

数分後

体色と目に生命感が戻って来た

これなら安心

リリースです

 

あっ、絶対リリース強制主義者では無いですからね

釣った魚を美味しく食べる、キャッチ&イートも釣りの楽しみ方です

 

自分は、自分のルアーに反応する魚の遺伝子を後世に残したいだけ

その子は自分のルアーで釣れる可能性が高いと思ってるから

(蛙の子は蛙、的な)

デカい魚は、デカくなる遺伝子持ってるし、デカい分だけ沢山卵産んでくれるし

それが自分に釣りやすい魚になるならなおのこと

 

そう、そこまで考えて考動したら

デカいの釣るのは

必然ってことじゃが~

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