\11月24日(日)まで/

【とあるスタッフ】メバリング ワーム編の補足

メバリング動画を見ていただいた方に、補足を少し。

「ただ巻きで釣れない時は、リールを巻くスピードを変える」について

その時、自分の手元動画では、巻く→止める→巻く→止める・・・

ってところがあったと思うのですが、あれを見てルアーの動きを想像した時

動く→止まる→動く→止まる

って思った方?それは間違いです。

あれぐらいの時間、リールを巻くのを止めただけでは、ほぼ同じスピードで動いています。

巻く(動く)→止める(気持ち減速)→巻く(動く)→止める(気持ち減速)・・・

って感じです。

車を運転される方は、アクセルを踏んで60キロで走行中に、1秒ほどアクセルを戻した時の感じ。

免許もってない方は、自転車をこいでるときに、一瞬ペダルをこぐのを止めた時の感じ。

急減速はせず、惰性でしばらく進んでいきますよね?

まさにあの感じです。

アクセルを踏んでる・ペダルをこいでる時より、少し減速する。

このレベルの減速で、十分メバルのスイッチを入れられます。

その前に、なぜタダ巻きで釣れるのか?

ここが分かってるかどうかで、ここから先の理解度が変わってくるんで、まずはそこから。

タダ巻き=ゆっくり巻く。です。

早く巻く≠タダ巻きにあらず。→早巻きという別のテクニック。

ここまでくると、ピンと来た人いるかもですね。

ゆっくり一定のスピードというのは、餌が(ルアーが)捕食者の存在に気づいておらず、無警戒でいる状態を演出。

気づかれてないから、これなら襲えるって思わせて、ヒットに持ち込むテクニックがタダ巻き。

逆に早巻きというのは、捕食者に気づいて一目散に逃げてる状態を演出。

逃がすものか~!って感じで捕食者にスイッチを入れるテクニック。

どちらも一長一短あるんで、使いどころ見極めて色々試すのが釣果UPの秘訣ですね。

一つ言えるのは、早巻きは明るい場所・時間帯でやる事が多いかな。

そこまで理解したうえで、じゃあ「止め」って何なんじゃ?

一瞬、気持ち減速するって?

子供のころ感覚を思い出してください。

鬼ごっこをしてます、あなたが鬼で、友達を追いかけていたとしましょう。

全速力で逃げてる友達を追いかけても、追いつけないってあきらめかけた時、一瞬友達の逃げる速度が落ちたような・・・

あれ、疲れたかな? もしかしたら、自分が追いかけてることに気づいてないかな?

捕まえるなら今がチャンじゃね? ダッシュ!!!

こんな感じ。

タダ巻きでボ~っと泳いでるルアー、行こうかな?やめようかな?って思ってる捕食者。

その時、一瞬の減速(例 時速60キロ→58キロぐらいなほんの少し)。

あっ、行くなら今じゃっ! パクっ。

これは、あくまで自分の妄想の中の話ね。

でも、何も考えずに釣りをしてるより、頭の中にこれぐらいなイメージがある方が釣りやすくないですか?

ってことで、タダ巻きで止める理由の一つは、捕食者に喰えると思わせるキッカケを作る事。

さらに、もう一つ理由があります。

それは、ラインスラッグ(糸ふけ)を作る事。

タダ巻きでリールを常に巻いている時にバイトがあったら、フッキングせずにミスバイトする時があります。

それは、魚がルアーを吸い込もう・飲み込もうとしたときに、ラインが張ってるせいで、口の中に針が入らない事があるからです。

そこを解消するのが竿先の柔らかさだったりするんですが、すべてをカバーするのは難しい。

その上、いつアタリが出るかわからないから、当たった瞬間に自分がビックリ合わせしちゃってスッポヌケってことも。

これを解消するのが、一瞬の止め。

止めた瞬間に、喰えって自分が思ってるから、アタリがあってもビックリ合わせは起きない。

そして、リールを止めた時に、ルアーは惰性で手前によってきてるんで、ラインスラッグ(糸がたるむ)が出てる。

ラインが張ってないから、魚がルアーを吸い込んだ時に、口の中へ入っていきやすい。

一つ前の動画で、針が口の奥に掛かってるのがありますが、まさにアレです。

この辺りがなんとなくイメージ出来たら、確実に釣果UP間違いなし。

あとは実践あるのみですね。

って、メバリング行きたくなったなぁ~

なんて思いながら、今日も鯰に遊んでもらいました。

鯰は音で餌を探してるから、ルアーの動きを止めると、音がしなくなって見失ってしまうらしい。

対象魚によって、釣り方色々、簡単じゃないねぇ~

じゃけぇ楽しいんじゃけどね

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