ほぼ1年前に書いた、PEとリーダーのブログが
ず~っとアクセスされてるんで、その続き的なお話。
今年の初めに、寒波で釣りに行けない時の暇つぶし用に書いたブログがずっと読まれてるみたいなんで
今年の終わりの寒波に合わせて
ラインの話を、もう少し書いてみますね
あくまで、牧個人の感想なんで
この内容に縛られず、なんとなく、そんな考え方もあるんじゃなぁ~程度で
寒波到来のおうち時間に、お気楽な感じで読んでみてくださいませ
先にお詫びします
雑いイラストでごめんなさい
では
今回はラインの太さの話です
※細いライン=セコ釣り。太いライン=豪快。って事ではないです
こういう表現する方って少なからずおられます
が、しかし
これはケースバイケースってやつで
赤じゃなきゃ食わない、そんな時に青選ぶ?
黄に反応する時は、黄にするのは正解じゃない?
ラインが細くないと釣れない時は細くする
太くても釣れるなら太くする
ここは、セコイとか豪快って区切りじゃなく
テクニック・対応力・引き出し、の多さって感じでOK
と考えてますので、そこはさておきって感じで次へ進んでくださいね
まずは、なぜ太いと釣れないのか?です
ここで間違ってはいけませんよ、なぜ細いと釣れるのか?ではありません
ラインが細ければ釣れるって事じゃなく、釣れない時の原因がいくつかあるとして
その一つに、ラインが太いって事がありますよ、です
ここまで、ついて来てますか~?
とあるスタッフ、感覚の釣り師なんで
理屈じゃなく、雰囲気で読み取ってね♪
ザックリ書くとこんな感じ
赤い丸が、ルアー・餌(食わせたい部分)で、黄色い線がラインです
太いラインだと釣れない状態ってこんなイメージ
食わせたいものより、ラインの存在が勝ってる状態
ルアー < ライン
で
こういう時に、下の感じで対応しますよね
ラインの存在を、赤丸より小さくする
これで魚の警戒心、違和感を無くしていくって考え方ですね
ルアー > ライン
これだけ見ると、ラインは細い方が釣れるって事になる
が、しかし
釣りってそんなに単純じゃない
ルアー > ライン この状態はラインを細くする以外に
こんなやり方もある
食わせたいルアー・餌のボリュームを上げて、ラインの存在より強くする
ルアー釣りでは、ビックベイトって言われる釣り方が、この極端な例ですね
食わせたい部分が、しっかりとアピールしてくれれば、ラインの存在感はゼロに近づいていく
初心者の方が、ビギナーズラックで釣果を出してる時
この傾向があります
上級者になれば、無意識にルアー・仕掛けを軽くしたり、ラインを細くしたりしながら
魚の警戒心と知恵比べをする訳ですが
初心者は、その知識が無いから、平気で大きな餌・ルアーを、太い仕掛け・ラインで扱って
それで釣れちゃうんよね
ルアーで人気のアジングなんて、上級者は1.0g以下の軽~いジグヘッドを扱うのに
0.5号以下の細~いラインでやってる訳ですが
初心者は2gのジグヘッド・1号以上の太いラインの組み合わせで釣っちゃうんです
ようは
ルアー > ライン の状態がつくれれば
釣れる可能性が高くなるって事
ただし
釣りの奥深さってやつが、話を再びややこしくする
上のように、ルアー > ライン の組み合わせになっているにもかかわらず
魚が警戒してしまう状況ってのがある
それがコレ
魚とラインの位置関係
船釣りや、遠投した時におこる状態ですね
こんな時は、やむなし、ラインを細くする
コレで解決
ってことに100%ならないのが釣り
ラインを細くすると、魚に切られちゃって
ヒットはするけど、逃げられる
さぁ、こんな時どうします?
ラインの太さは細くできない
けど、これ以上ルアー・餌を大きくしたら、魚が逆に警戒する
あぁ~、こりゃ釣れん奴じゃ・・・
と、簡単に諦めたらいけん
こういう時は、これ
ルアーや餌の動きでアピール
ルアーで言えば、フォール(沈むとき)してる時に、ユラユラして誘う、とか
活餌さ餌が、ウネウネと動く、とか
一定の速度でタダ巻きしてる時に、ルアーがパタパタ動く、など
ラインが変な動きをしてない状態で
食わせたい部分がアピールすれば、ルアー > ラインの状態が作れる
これで万事解決
ではありますが、ここでの注意点
どうしても、釣り人とルアーを繋いでるラインが動いちゃう事
ルアーを動かそうとすればするほど、一緒にラインが動いちゃう
ルアーや餌の大きさは、せいぜい10㎝ほど
それに対し、ラインは数mから数十m
それが同時に動けば、どうあがいても ルアー < ラインって状態になっちゃうよね
こっからは釣り人のテクニック
ラインの無駄な動きを抑えて、ルアー・餌に魅力的な動きを与える
ここは知識じゃなく、経験で
安易にラインを細くするって事じゃなく
色々試して、釣果UP目指していきましょう
とりあえず
ルアー・餌 > ライン
ここを意識してみてください
牧